2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

治験と乾燥機

乾燥機で再びトラブルが起きた。 ある日、僕の隣のベッドの治験者がえらい剣幕で怒りを発していた。 院内のスタッフが何とか彼をなだめようと説得していた。 話を聞くと、どうやらベッドの人が洗濯機に入れておいた洗濯ものを次に洗濯機を使用する人が邪魔に…

治験と看護師

院内の看護師はだいたい17人いる。 女性の方が12人くらい。 普段は3人から5人くらいが採血や検査などをして回っている。 その中に一人、すごく女を意識したおばさん看護師がいる。 他の人は皆、白の作業衣を着ているのに彼女だけ薄いピンクの作業衣を着…

治験とコミュニケーション

乾燥機の件で激昂してた人が今度は派閥を作り始めた。 一人ひとりに声をかけて乾燥機のことについて意見を求めているのである。 そして治験者同士の輪が生まれてその場の流れでグループが形成され始めたのである。 僕も少し話をした。 どうやら彼はまだ根に…

投薬日での出来事

この日は治験の投薬日だった。 決まりとして、薬を飲んだ後は決められた時間、ベッドの上から動くことができなくなってしまう。 その間、トイレにも行けないし、雑用もできなくなる。 ベッドの上で待機していなければいけないのである。 各々の投薬後の体調…

治験での集団生活

治験での集団生活は大変である。 初対面の人たちと仲良くなるには初日が大事なのかもしれない。 僕はコミュニケーションが苦手なので孤立している。 昨夜も洗濯ものを乾燥機に入れようと思ったら他の人が割り込んで使用していた。(洗濯機と乾燥機は予約制に…

治験の一日

治験も今日で一週間目である。 今日は日頃の自分の生活日程について書いてみようと思う。 現在、大部屋で24人の治験者達がベッドの上で寝泊まりをしている。 まず就寝時間は23時となっている。 時間になるとベッドはカーテンで区切られて消灯させられる…

治験のツワモノたち

前回では治験に休薬期間があるということを話した。 治験者は連続して治験を受けることができないということである。 しかし中にはそんな制約をかい潜って治験を受け続ける人たちがいるのである。 彼らは治験を受け続けることで大金を稼ぎだしているのである…

治験のきまり

治験者は色々と決まり事を守らなければいけない。 まず守秘義務がある。 新薬の内容について他言してはいけない。 病院内を撮影してはいけない。 治験者が決定したら途中でやめることはできない。 院内にアルコールやお酒を持ち込んではいけない。 などなど…

治験とは

治験とは新薬の審査である。 新しい薬をドラッグストアとか病院とかに納入する前にその新薬が本当に効くのかどうかを審査するための試験である。 段階としては最初に動物実験で新薬が試される。次に人体実験が行われる。 この部分が治験に当たる。 治験者は…

治験

今、治験入院をしている。 何をしているのかというと何もしていない。 ベッドの上でゴロゴロしているだけだ。 一日の大半をパソコンを見て過ごしている。 食事の時間では食堂に行って、食べ終わったらまたベッドに戻ってゴロゴロしている。 優雅で刹那的な毎…

ネットと共存

他人のブログやツイッターを見ているときの後ろめたさとは一体何だろうか? ブログやツイッターは覗き趣味と似ているのかもしれない。 もしくは認可された覗き行為といってもいいのかもしれない。 ブロガーは自分の考えを述べたり、自分のプライベート画像を…

独り言

アクセスログを見てみると誰かしらが訪れているということが分かる。 このブログにもわずかではあるが訪問者がいるのである。 その瞬間にものすごく恥ずかしくなってしまった。 独り言をしゃべっているところを見られてしまったような感じだ。 訳あって集団…

感謝の気持ちを文章に

さらに連続して文章を書いている。 と言っても別に文章自体はいつもと変わらない。 投稿と聞くとかっこいいけれども書いていることはただのどうでもいい文章である。 一体こんな文章を読む人がいるのかと思うけれども、まあ書き続けることができているわけだ…

落ち着く

ようやく本腰を入れて文章を書くことができる。 しかし本腰を入れて書くようなことなど特にない。 それでもこうして文章を書くことができるようになってホッとしているところもある。 自分の書けることとは一体何だろう? つまり書くことの得意分野である。 …

文章

文章を書くということはとても特殊なことなのかもしれない。 こんな形で文章を載せることができ他の閲覧者によって読まれるという状況は考えてみればかなり異質な状況である。 太古の昔では文章を読むことすら許されなかった。 時代が過ぎてコンピュータが発…

書けること

書くことって意外と限られてくるものなのかもしれない。悪口も書かないとなるとさらに限定されてくる。自分が思ったこと、過去の体験、物語、見聞した情報媒体について、それくらいじゃないだろうか?ここでは自分が思ったことを書いている。でも思ったこと…

いつ描くのか?

あっという間に一日が過ぎていく。何を書いていいのかわからないので愚痴から始まる。戸惑ってばかりである。夜に書くからだろうか?だいぶ暑くなってきた。 描くこともなかなか時間に入れることができない。途中で放り出してしまう可能性があるからだ。3か…

二週目

ブログを初めて2週間目に突入した。感慨深い。自分の書いた文章がお気に入りに選ばれた。やはり他の人の承認があると全然違う。書く内容によって楽しい楽しくないが違うということもわかってきた。 批評はどうしても制限された文章になる。そして批評は自分…

読んでもらうには2

どうすれば読んでもらえるか。方法の一つに悪口を書きまくるというのもあるのかもしれない。悪口というか陰口をたたきまくるのである。すべての事柄に非難しまくるのである。批評家に注目が集まるのはぐうの音も出ないほど悪口を言い立てているときだと思う…

読んでもらうには

まず分野を絞らなければならない。そしてそのジャンルの中でさらにテーマをきめなければならない。例えば映画の感想を載せたブログは数限りなくあると思う。その中で読みたいと思わせるブログにするためにはどうしたらいいのか? 目に入った文章を読んでみよ…

薄っぺらな文章

何を書いていいのかも分からずに延々と書き続けている。時には「そこまでして注目を集めたいのか?」という周囲の非難を浴びているような気持になる。誰が読んでいるわけでもないのに。 今まで書き続けてきたことがすべて薄っぺらい表面上の言葉にしか見えな…

気怠い

気怠い。こういう時が危険である。気が付いた時には何もしないまま一日が終わっていたりする。文章を書くことで一日の過ごし方がだいぶ変わってきた。変化の兆しの時なので体がついていけてないのかもしれない。 アルコールの影響もあり眠気をこらえながら文…

文体

書きたいことがわかってきた。文体がキーポイントなのかもしれない。 文章を書くということは対象を定めて論じるということではないのかもしれない。小説家であれば物語を作ることが文章を書くということなのだろう。自分自身の体験や半生を語ればそれも物語…

相手のいないキャッチボール

ようやくブログの勝手についてわかってきたような気がする。とりあえず考えることがなくても書き続けることができるということが分かった。 一週間も続けることができていることに驚きである。また内容のない文章でも書き続けることでなんだか楽しくなってき…

書籍とブログ

他人の文章に注目するということはどういうことなのだろうか?他人の文章を読んでみたいと思うときはどういうときだろうか?他人の日常を知りたいと思って読むのだろうか?自分では知りえない知識を得たいと思って読むのだろうか? 本屋で本を手に取ることと…

朝と夜では書く文章が異なる。朝は理性的な文章になり夜になると感情的になってしまう。今、この文章は夜に書いている。 夜に書いていると何を書くにしても躊躇してしまうのである。自分の文章に自信を持つことができないのである。一文書くとその都度、考え…

日記

日記ってそもそもなんだろう? 意識の流れみたいなものを文章に置き換えたものだろうか? いや、日記ってその日にあったことを一つ一つ順番に説明していくものではないだろうか?ではこの文章はなんだろう? 例えば朝起きて、歯を磨いて、ご飯を食べて、準備…

外は雨が降っている。 相変わらず書くこともない。 画面の前でひたすらボーっとしていると時間が止まったように感じる。 外は雨が降っている。 傘をさして会社へ向かっている人もいる。 雨の中、配達のバイクを走らせている人もいる。 毎日の生活の中で自分…

三回目

これで三回目の投稿となる。 相変わらず書くことなんてないのだけれども。 それでもこうしてキーボードをたたくことができていることに驚く。 文章が物語の体を取れば小説となる。 何かについて文章を書けば評論となる。 自分のその日の行いを文章にすれば日…

二回目の投稿

二回目の投稿。すでに飽きかけている。 なぜだろう?書くことがないからだろうか? 書きたいことが定まっていないからだろうか?それとも何の反響もないからだろうか? 暗闇の中で一人取り残されたような感覚である。電灯がともると広い空間にぽつんといるよ…