二回目の投稿
二回目の投稿。すでに飽きかけている。
なぜだろう?書くことがないからだろうか?
書きたいことが定まっていないからだろうか?それとも何の反響もないからだろうか?
暗闇の中で一人取り残されたような感覚である。電灯がともると広い空間にぽつんといるような感じだ。
日記に書くこととは明らかに感覚が違う。
見られることを意識して書いている文章。
ポールダンサーのような心情だろうか?
明らかに思っていることとは違うことを書いている。
じゃあ何を思っているのかというと別に何も考えていないのだけれども。
はたしてそれでも書く意味はあるのだろうか?
いや書くとは違うのかもしれない。
ブログはキーをたたいて文章を作っているのである。
いや作っているというのとも違うのかもしれない。
ブログを読むといろいろな文章がある。
映画や本や漫画の批評文であったり、政治に対する自分なりの意見を表していたり、その人自身の一日の過程を文章にしていたり、さまざまだ。
そしてそれらの文章は見られること読まれることを意識した文章である。
文章を作成した人自身ではない。
読んでいる人たちを想定した文章である。
それは誰のための文章なのか?読者である。
その読者の数が増えるにしたがって人気が出るにしたがって文章は変わっていくのである。
一つの独立した生物のような感じだろうか。
そして文章を作成した人間がこの世を去った後も残された文章は息をしてその場にたたずんで読者に語りかけるのである。