書籍とブログ

他人の文章に注目するということはどういうことなのだろうか?他人の文章を読んでみたいと思うときはどういうときだろうか?他人の日常を知りたいと思って読むのだろうか?自分では知りえない知識を得たいと思って読むのだろうか?

 

 

本屋で本を手に取ることとブログを読んでみようと思うこととはどう違うのだろうか?

小説家や評論家や文筆家が本を書く際にはいろいろな制約が施される。何でも書いていいわけではない。売れる本を書かなければいけない。本を書くには費用がかかる。

 

ブログを書く人は無料で文章を書いて載せることができる。制約もないといってもいい。膨大な文章を書いてもいいし、読者のことを考える必要もない。書籍とブログでは同じ日本語で書かれたものでも全く違うものが出来上がるのではないだろうか?

 

 

読むほうにとっても心構えが違ってくる。書籍は有料でブログは無料で読むことができる。そして読者がその文章の価値を判断するのである。それは値段としての評価だけではない。自分自身に役に立つのかどうかという意味での評価である。