物語の内側

ページ数が増えるとその中で可能なことがたくさん増えてくる。

物語の幅が広がる。

描けることも増えてくる。

それに伴って区別できるようにしなければいけない部分も増えてくる。

そして段階も増えてくる。

これはすごいことだ。

自分の中の物語を内側から広げるようなものだ。

 

 

 

 

キャラクターを区別するためにいろいろな方法がある。

表情、髪型、容姿、小道具、セリフ、着ている服や、名前など。

それらを一つ一つ使い分けてキャラクターというものを作り上げていかなければならない。

けれども作り上げるのは一人の人間である。

同じ一人の人間がいくつものキャラクターを使い分けていかなければならない。

 

 

 

 

作っていくうちに自分の中でどんどん使うことができる技術を使っていることがわかる。

自分自身の範囲のようなものを自分で見極める作業だ。

コマ割りにも少しずつ変化が見られていくのかもしれない。

枠を超えた作品を作り上げていく。

 

 

 

 

自分の中で可能性を広げていくのは楽しい。

その可能性を自分の作った掲示板で人に見せることもできる。

できることや楽しめる範囲など、いろいろな可能性を自分の中で楽しめることができる。

それはものすごく貴重な体験だと思えるし、何とかつなげていきたいと思っている。

 

 

 

 

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