2015-06-16 文章 文章を書くということはとても特殊なことなのかもしれない。 こんな形で文章を載せることができ他の閲覧者によって読まれるという状況は考えてみればかなり異質な状況である。 太古の昔では文章を読むことすら許されなかった。 時代が過ぎてコンピュータが発明された当時も一般の人たちには関係のない出来事だった。 今では誰もがスマホを片手に文章を書くことができるようになった。そしてその文章をネット上に載せることができるようになったのである。 文章だけではない。音や画像や映像まで自分たちの意の向くままに載せることができるようになり誰もが見ることができるようになった。 こうして僕は文章を書くことができている。 ペンも紙も必要とせずに無料の媒体を使って気の向くままに文章を書いているのである。 これってすごいことだと思う。 もちろん自分がすごいわけでもなく文章の内容だって誰かしらが書いているのだけれども。 それでもすごいことだと思う。 せっかくすごい状況になっているのにその状況の中で自分がその機能を活かせていないことが残念ではある。 けれども、これだってもう少し時間がたてばつまらない文章を素晴らしい文章に変えてしまう機能とかももしかしたら発明されるかもしれない。 気長に待っているべきなのかもしれない。