治験のきまり

治験者は色々と決まり事を守らなければいけない。

まず守秘義務がある。

新薬の内容について他言してはいけない。

病院内を撮影してはいけない。

治験者が決定したら途中でやめることはできない。

院内にアルコールやお酒を持ち込んではいけない。

などなど数限りなくある。

 

 

 

 

 

僕は今回2週間入院しなければならない。

その間、外に出ることができないのである。

けれども例外として外出日というのがある。

一週間くらいに一度、外に出て外の空気を吸って散歩をして帰ってくるのである。

けれどもあまり人気はなさそうだった。

ついさっき、その外出日があったのだが、参加者は5人くらいだった。

僕自身も含めて皆、外に出たくないみたいである。

 

 

 

 

治験を知る上で大切なことはまだある。

その一つに治験には休薬期間があるということだ。

治験の最終投薬日から4ヶ月間は他の治験に参加することができないのである。

連続して治験に参加することができないのである。

薬が体内に残り、他の治験の検査に影響してしまうからだと思われる。

治験に参加するとその記録はその当院だけでなく他の治験病院にまでその情報が行き渡ってしまうのである。

なので連続して受けようとするとはじかれてしまうのである。

 

 

 

 

 

治験者には結構な額が支払われることになる。

一日にして15000円~20000円くらいの金額が支払われるのである。

長期の治験を受けると20万円 ~50万円位の額が支払われる場合もあるのである。

近年ではたくさんの人たちが治験に参加しているのである。

そして中にはベテランも出入りしているのである。

そのことについては次回に書こうと思う。