初めて

初めての経験なわけだからできないのは当たり前である。

その感覚が嫌でいつまでも始めることができない。

けれども初めての経験として興味を持つことができれば、やりたいと思う気持ちによって次へ行こうと思えるのかもしれない。

なんにしても戸惑うのは当たり前である。

 

 

 

 

 

脚本だってちょっと前までは作ることができなかった。

絵を描くことだってかなり戸惑いの連続だった。

それどころか、これまではブログを続けることですら続けることはできなかったのである。

初めての連続である。

けれども、やってみたら続けることができている。

だったらコマ割だってできるはずだしキャラクター作りだってできるはずだしペン入れだってできるはずである。

 

 

 

 

 

そう考えると、決してこの5か月間は無駄ではなかったと思いたい。

少しずつ音楽を聴きながら、ラジオを聴きながらゲームをしながら、続けてきたかいがあったと思う。

そして少しずつ自分にできることとできないことの境界線のようなものが見えてきたのだと思う。

ものすごい回り道をして自分のいる場所を確認することができたわけである。

 

 

 

 

 

そして他にも色々な作用があるということが分かった。

プレッシャーや締切によって前へ進むことができるようになったと思う。

引っ張られるような気持ちで新しい展開が開けた。

今回は残念ながら間に合わせることができなかったし、いろいろ反作用があったりもしたわけだけれども結果として、いろいろな力が働いて自分は物を作ることができているのだということが分かったわけである。

 

 

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