気もそぞろ
どうして物語を作ることができないのだろうか?
自分の中にあまりにも強いこだわりがあるからだろうか?
変なところで完ぺき主義が出ているのかもしれない。
もしくは小説家やマンガ家に対しての偏見の表れなのかもしれない。
自分がこういった人たちとは全く関係がありませんといった壁を作っているのかもしれない。
小説家やマンガ家に対して悪いイメージがある。
小説家だったら精神的に追い詰められないといい作品はできないとか、マンガ家だったら徹夜が当たり前だとか。
そういった体育会系ノリのイメージである。
誰の思い込みに相当するのだろうか?
はっきり言ってそういう考え方が一番嫌いだ。
だから遠ざかるようにして何もしようとしない。
自身のこの偏見を取り払いたい。
机に向った時の圧迫感も取り払いたい。
勉強に対する嫌な押し付けが嫌で学校も勉強も机も大嫌いだった。
ようやくここにきて学ぶことの楽しさというものを自分なりに見つけた。
義務教育の弊害によって自分の人生を潰されてしまうのは勘弁してほしい。
人間関係にしてもそうである。
いつの間にか自分は一人でいることに全く抵抗を感じなくなってしまった。
あまりにも周囲と隔絶した生活を送りすぎて逆に不安になっている。
それで良しとする自分が嫌いである。
目に見えていない偏見や風潮といったものにだいぶ損害を受けているのではないだろうか?