友達
友達とは何だろう?
なぜ年齢を重ねるにつれて友達は減っていくのだろうか?
そして友達が増えることはない。
自分だけだろうか?
いつの間にか友達を作ることができなくなってしまった。
そういった関係があったことすら忘れてしまった。
年齢と関係しているのだろうか?
そもそも友達関係とは何だろう?
師弟関係とは違う。
上下関係でもない。
分け隔てなく気楽に話をすることができる間柄のことだと思う。
気がつけばSNSなどで取り結ぶ関係を友達関係と呼ぶようになってしまった。
友達申請と称して関係を契約するシステムになってしまった。
気が付いたら友達がいない人たちをぼっちと称して周囲から蔑まれるようになってしまった。
友達がいないと公言することでさえ、はばかれるような時代になってしまったのである。
友達がいないことを周囲に認知されるのを恐れて隠すようになってしまった。
そしてSNSで知り合った人たちを友達と呼ぶようになってしまった。
自分よりもさらに友達のいない人たちをバカにするような構造になってしまった。
いつの間にこんなことになってしまったのだろうか?
時代の移り変わりとともに世の中が新しいシステムを取り入れたということなのだろうか?
差別する対象が増えたは言わないのだろうか?
気にすべきことではないのだろうか?
人数や認証の数によって決められることに疑問を持ってしまう。
そんなことを考えるのは友達がいない人の僻みなのだろうか?
友達と話し合うべき話題でもないのかもしれない。