暑さを感じる

やる気が出ない。

夏バテである。

部屋が暑い。

外の方が涼しいのかもしれない。

急激に気温が上がり汗が出てくる。

机に向かって椅子に座っているだけでイライラしてくる。

この重い気持ちは自分だけではないはずだ。

誰かほかの人もイラつきながら机に向かっているのだろうか?

 

 

 

四季を感じる余裕などないのだけれども、暑さを感じるということを考えてしまう。

体が暑さに対応しようとしている。

ご飯を食べると汗をかいてしまう。

当たり前のことだが夏だからこそ感じ取ることができることだ。

 

 

 

「心頭を滅却すれば火もまた涼し」なんていう言葉があるが、いかにも体育会系の人たちが好きそうなフレーズである。

けれども暑さを感じることができるからこそ、その人は暑さに対して考えることができるのではないだろうか?

 

 

 

その暑さを感じとればいいのではないか、ということである。

別にそこから何かを得られるわけではないのだけれども。

だからこそ人は時間の中で生きていることを意識することができるのだと思う。

むしろまっとうなことだと思うのだけれども。