心境
ブログをしている人たちはどういう心境でしているのだろうか?
ある程度は誰かが見ているのを意識して文章を載せているのだろうか?
外で人目をはばからずに大声で話している人たちと似ているのだろうか。
携帯でも周囲に聞かれることを何とも思わない人がいる。
外で声を出して話すことなんてほとんどない。
ブログもどうしても人目を気にしてしまう。
そうなると、どうしても文書を載せることが気恥ずかしくなってしまうのである。
独り言を話しているところを見られてしまったような気恥しさである。
真っ暗な部屋の中で一人閉じ込められた状態に近いのかもしれない。
監視カメラで観客に見られているような感じである。
「トゥルーマンショー」みたいな。
文章を残す人たちは誰しもが気恥ずかしさを持っているのだろうか?
著名人の中にはテレビやインタビューを一切断っている人たちがいる。
世の中との関係を遮断しているのである。
小説家だったらサリンジャーみたいな、マンガ家だったらつげ義春みたいな人だ。
彼らの気持ちもわからないでもない。
テレビに出るからといって、その人が社交的な人とは限らないはずである。
メディアに登場するからといって常識人だとも限らないのである。
自覚しているからこそ世の中とコンタクトを取らないわけであって、人に言われたからといってどうこうなるものでもないと思う。